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富士そば兄妹店長談義!

2019年3月18日 コラム

富士そばには「池田兄妹」という、伝説の2人がいます。


なんと2人はそれぞれ富士そばで店長を務めているんです。


今回はそんな知る人ぞ知る、池田兄妹に直撃! 妹の恵(めぐみ)さん、兄の晃久(あきひさ)さんにお話をうかがいました。


2人の兄妹談義には富士そばへの愛があふれていました!


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専門学校時代に店長としての打診を受けた妹、恵さん


________本日はよろしくお願いします。先に富士そばで仕事始めたのは妹の、恵さんからだったと聞きました。どのような経緯で勤め始めたのでしょう?


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恵さん:私が富士そばでアルバイトを始めたのは8年ほど前。専門学校の学生でした。場所が近かったこともあり後楽園店で働くことになったんです。


________では店長になるまではどんな経緯があったのでしょう?


恵さん:そうですね。当時の店長にいろいろなことを教えてもらい、アルバイトが長く続きました。以前はほかの飲食店でも働いたこともありましたが、こんなに長くアルバイトをしたのは初めてでした。そんな折に会社の方から店長にならないか、というお話をいただいたんです。


________ 専門学校に在学されているときですか?


恵さん:はい。なので、当初はほかにやりたいこともあったので迷いはありました。けれど富士そばで働くことが好きでしたし、ほかの道と比べても「ココでやった方が楽しい」という思いがあり、店長になることを決めました。


________ 仕事はどんなところに楽しみを感じましたか?


恵さん:そうですね。ありがたいことに、接客業そのものが楽しかったです。楽しければその分、売り上げにつながる。そういうことも当時の店長に教えてもらい、やりがいを感じていましたね。


「店長を目指しますか?」と聞かれて晃久さんが出した答えとは?


________ 一方、お兄さんの晃久さんはそんな妹さんの姿を見て、富士そばで働きだしたと聞きました。


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晃久さん:そうですね。2016年当時、フリーターをしていて、アルバイトとして富士そばに入りました。


________恵さんの存在はどう映っていましたか?


晃久さん:妹が若くして店長として活躍している姿には当然、刺激されましたね。妹が先にがんばっていたので、富士そばに入ったという部分もあります。


________ その後晃久さんも店長になるわけですね?


晃久さん:そうですね。昨年の6月から店長を勤めています。以前は渋谷の明治通り店でアルバイトをしていたのですが、その頃の店長に「店長を目指しますか?」と聞かれまして、思わず「はい」って答えちゃったんですよ(笑)。言葉として口にしたこともあり、店長というものを意識することになりました。


2人で飲みに行っても富士そばトークばかり!?


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________ それぞれ別々の経緯で、「富士そば店長」になったお2人、普段は店長としてどんなことを意識してお仕事されていますか?


恵さん:富士そばはチェーン店ですが各店舗、店長の領分が大きいのが特徴です。なのでオリジナルメニューは頑張っています。


晃久さん:確かに、お店によっていらっしゃるお客さんが全然違うので、提供しているメニューも店限定メニューなんかがあるんですよ。


恵さん:私が務めている高田馬場駅前店は場所柄もあって、若い人が多い。学生さんやサラリーマンがたくさんいるから、サービスメニューとして500円のミニ丼セットを用意しています。外国語学校もあるので外国人のお客様も多いですね。


晃久さん:私の上野広小路店は海外からの旅行客の方に、よくご利用いただいています。あとはやはりサラリーマン客がが多いので、550円のたぬきそばセットをおすすめしています! 加えてえび天丼や親子丼というメニューもありますね。シニア層のお様も多いので喜んでもらっています。


________ なるほどお店ごとに、来るお客さんに合わせた対応を工夫されているんですね。


恵さん:そうですね。店ごとに全然違うんです。


晃久さん:店長になってから、店を見る角度が大きく変わりました。やはり経営サイドの目線が必要なので。


恵さん:2人で飲みに行って話すこともあるよね。


晃久さん:そう、飲みに行っても富士そばの話ばかり!


________ 2人で飲みに行ってもお店のお話をされているんですね?


恵さん:ほとんど富士そばの話だよね(笑)。


晃久さん:お互いにお店の問題点や、うれしかったニュースなんかを語りあっています。実家が祐天寺の方で喫茶店をやっていたので、2人とも接客業に小さいときから馴染みがあったのかもしれませんね。


恵さん:そう、お店を手伝ったときに楽しかった記憶があります。


晃久さん:地域密着型の店だったから、お客様との距離も近い店でした。そういう意味では同じく「地域密着」の富士そばの仕事は近いかも。スタイルは違うけれど、お客さんに来ていただく店という意味では同じですね。


恵さん: 富士そばはセルフが基本のスタイルだから、密な「接客」があまりありません。その中でお客様にどれだけ「ありがとう」「ごちそうさま」が本当大切だよね。それが売り上げにつながると思っています。そういうことをどんどんスタッフにも伝えていきたいですね。


晃久さん:そうだね。「あそこの富士そばよかった」と口コミでいってもらえるようになりたいなあ。近くのお店は良きライバルですね。


________ お2人が近くの店で働くということはあり得るんですか?


恵さん:可能性はないわけじゃないです......


晃久さん:もしそうなったら、絶対負けないよ!


恵さん:えっ、私も絶対負けないよ!


店長兄妹の根源には、そして接客業への熱い情熱がありました。この対談だけでも、2人の富士そば愛が伝わったはず。あらためて富士そばの奥深さを知る結果ととりました!


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池田兄妹の店舗情報


□高田馬場駅前店 (妹・恵さん)

新宿区高田馬場3-2-1

03-6276-3852 (ダイタン食品株式会社)


□上野広小路店(兄・晃久さん)

台東区上野2-1-10

03-6276-3852 (ダイタン食品株式会社)

※行政の指導により、午前3時より45分間の閉店を致しております。

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